北海道に来てからソフトクリームが美味しいと感じるようになった。
道民の方は北海道のソフトクリームのレベルの高さに慣れてしまっているのかも知れない。
冷たさを口に残しながら牛乳の濃厚な香りを残して消えるソフトクリームが、どのお店でも食べられるのは北海道の誇るべき所だと私は感じる。
本日訪れたのは「パティスリーモルフォ」。以前真夏に自転車を漕ぎながらケーキを買いに行ったお店だ。前回はケーキを三つ(私にとっては一人分だ)を買ってそのまま岐路に着いたのだが、今回は気持ちのいい青空の下、店外のベンチでソフトクリームを頂いた。本来の目的は夏季限定の桃のパフェが目的であった。しかしその日はあいにくパフェの切り替えの時期であり、ソフトクリームのみが販売されていた。
実は前にも桃のパフェを食べにいったのだがその日は定休日で泣きながら坂道を下った記憶がある。
ソフトクリームには小さなマカロンが付いており、つめたくなりすぎた口にそれを放り込めばまた新たな官能を私の舌にもたらしてくれる。勿論ソフトクリームは濃厚でテレビで見るような「北海道の自然」が目に浮かぶようだった。
現在のコロナ渦では難しいが、これからの季節もし屋外で友人と食べる機会があればそのモルフォのソフトクリームは幸せの味がするだろう。
秋季は栗と洋ナシのパフェをテイクアウトで販売するそうだ。栗が好物の私にとっては理想のパフェである。今度はしっかりお店のフェイスブックを確認して栗のパフェを堪能しに行こう。
ゆうき